プロローグ

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「あ、おはよークロロア!!」 声の先には 友達のファンドール・レネがいた 「おはよぉー」 「パパ、あのこが 私の彼のクロロアだよっ!!」 「ぶぅー!!×2」 パパと一緒に吹き出してしまった だってレネが レネのパパに 僕が彼氏だって 言い出すから 「これはこれは、 おはようございます ゼロ隊長。」 「ファンドール君 君の娘はいきなり なにを言い出すんだぁ!!」 その通りだ… 「そうだよレネ!! いつから彼氏になったんだよ!!」 実際悪い気はしない レネは僕らのなかで 可愛くて人気がある とはいえ僕らはまだ 7歳だし彼氏彼女とか そんなのないだろ 「本当だもんっ!! この間告白され…!!」 「レネ、これ以上 いわないでね」 とっさに口止めする 告白した覚えは 全くないんだけどなぁ 「そろそろ入学式会場に向かいましょうか」 レネのパパが 空気を察してくれた
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