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義之side
まぶたに染み込む朝日に視覚神経を刺激される。
音姫「おはよー弟くん、朝だよー」
由夢「兄さん、朝ですよ。起きてください」
甘い香りと甘い声。
微かにかかる吐息と柔らかな感触。
音姫「ほらぁ、起きないと大変だよー」
ん~なんだこの甘ったるい目覚ましは・・・・・・。
目覚ましを止めようと腕を伸ばす。
ふにゅ
音姫「あん」
なんだか妙に柔らかいスイッチに触れた。
なんだこの感触は?
由夢「もう、兄さん。寝ぼけてないでちゃんと起きてよ~」
ぐにゅっと頬をつねられる。
痛くはない。
痛くはないが、徐々に意識がはっきりしてくる。
義之「ん、んん~」
ゆっくりと目を開ける。
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