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「しねぇぇぇぇ!!」
ちょ、声大きすぎ!
耳いた!!
ってか死亡フラグ立ちまくってるってば
いやだよ…
まだ死にたくないよ~
まともな恋愛してないよ!
私はとっさに目を閉じた
いや、死ぬ覚悟とかないからね!
こういうときってイケメンとの恋愛フラグが立つじゃんか♪
「ぅお!」
男の醜い声が聞こえた
それに痛みが来ない…
まさかのフラg…「結城」
こ…この声はまさか、元就さん!
恐る恐る目を開ければ目の前には緑が
チラッと少しだけこっちを見ているのがわかる
…な、なんか泣けてきた
自分自身結構無理していたみたいでじわじわと目に涙がにじんできた
「お、おい…こいつもしかして…」
一人の男が小さく呟いた
「毛利元就だ!」
もう一人の男が少し大きな声で言えば
先ほど私を殺そうとした男たちは蜘蛛の子を散らすように去っていった
「おい、無事か」
元就さんは相変わらずな調子で体ごとこっちを向いた
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