プロローグ

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強引に唇の中を掻き回し、そしてリリスの体内で作られた唾液を舌ごと吸う。 何度も繰り返される行為にリリスは為すがままだった。 口内を犯され続け、呼吸さえも苦しいというのに。 ……リリスは男に酔しれていたのだ。 度々見え隠れする男の素顔に心を奪われた。 そしてリリスは身体を男に委ねた。 お互いの唇で繋がった透き通った銀色の糸が切れると同時に、男は組み敷いた少女の衣服に手を掛けた。 慣れた手つきでリリスの薄着を破く。 露になる少女の、下着を着けていない大人の裸体。 この世の者とは思えない程、その身体は綺麗で整っている。 男は自身の繊細な手を形の整った、そして豊満な双球の谷間に手を添え、左手の人指し指で撫でるように形を確かめる。 右手はお腹を伝いながら下腹部に向かわせる。 リリスは他人に身体を触れられる快感で、小さな喘ぎ声を出していた。
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