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ピンポーン
「はい どうぞ。あかにし君。」
「はい。お邪魔します。」
「こっちだよ。」
ガャ
「かずや‥ごめん!全く知らない女だから。俺は かずやにしか 告ってない!!」
「先輩 それ本当?」
「本当だよ!」
「うわ~ん。」
思い切り泣きだしたかずやを 胸に抱いて 頭を優しく撫でた。
『もう 泣かすんじゃないよ!次に何かあったら ただじゃおかないからな。』
「はい。すいませんでした。」
「ううん、違うの。僕が 勝手に誤解したの。先輩は悪くないから!ごめんなさい。」グスッ
「かずやは 何も悪いことしてないだろう!気にしなくていいよ。」
「ううん。よく聞けばよかったんだけど先輩に彼女って聞いたら ショックで逃げ出しちゃったんだ。ごめんなさい。」グスッ
「あ~もう どうしてそんなに可愛いいんだ!」
ギュッと抱きしめた。
『コホン。仲がいいのはいいんだけどさ…目の毒だからまたね。かず、よかったな!』
「うん。ありがとう。ごめんね。また たっちゃんの話を聞かせてね。」
『ああ またな。』
「「失礼しました。」」
たっちゃんの家を 後にした。
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