誤解

2/5
前へ
/53ページ
次へ
店を出て歩いていたら ドンッと女の人に押されて よろめいた。 「かずや!大丈夫か?」 じんが手を引ってくれたから 転ばずにすんだ。 『じん~。』 「はっ?誰?」 『私よ、のり子。忘れないでよ 元カノを~より戻そうかな。カッコいいわね!』 「はぁ?何言ってんだよ。」 (え彼女!?やだ、聞きたくない。) 「先輩 じゃあこれで…さよなら。」 ダッシュで その場から走り去った。 「えっ かずや!待って!!」 あっという間に かずやの姿は 見えなくなった。 「あんた なんてことしてくれんだよ!!俺に彼女なんか いねーし。いつ付き合ったんだよ。嘘つくなよ!!」 『あなたが好きなだけよ。付き合ってよ。』 「嫌だ!ごめんだね。」 睨んで 放置した。 携帯 携帯。。 ピッ 〈電波が届かないか 電源がはいってないので かかりません。〉 切ってるのか…。 かずやの 家に行こう。 かずやに 会ってちゃんと話をしないと。 思いっきり 誤解された。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

336人が本棚に入れています
本棚に追加