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「シルフィ」
神夜の呼び掛けに応えて表れる緑色の光。
その光が、緑色のワンピースを羽織った、短髪で緑髪の少女に姿を変えた。
神夜の契約する精霊の中で風を司る精霊だ。
「頼むな」
微笑みながらシルフィの頭を撫でる神夜。
撫でられたシルフィは微笑むと黙って頷いた。
そしてシルフィは手を神夜の乗る朱色の板にかざす。
すると、その板は神夜を乗せて宙に浮かんだのだった。
「へぇ、面白いな」
魔理沙が興味津々といったように宙に浮くその板を見つめた。
「貸さないぜ?」
「ケチだなぁ、まあ良いや早く行こうぜ」
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