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――やがて、僕の手の中の宝石を行き当たった。
「……もしかして……君?」
《Yes.》
◆
それから数分後、僕はその不思議な宝石<エクリプス>の話を落ち着いて聞けるくらいには打ち解けていた。
「――つまり、君は僕のサポートをする為に神様が特別に創った<インテリジェントデバイス>な訳なんだね?」
《はい。 ご理解頂けたようで何よりです》※作者に学が無い為、以後デバイスの発言は日本語訳になりますm(._.)m
「うん。 で、君の言う事が確かなら、僕には魔力がある事になるんだよね?」
俄かには信じ難い話だと思う。
だって、その話が本当なら、今日の魔力検定で『魔盲』のレッテルを貼られる事は無かったのだから。
けど、そんな僕に若い女性の声で喋る不思議な宝石は自信たっぷりに断言した。
《Yes.》
と。
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