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「兄ちゃん、待ってるんだよ。
もうすぐ、お仕事終わるから」
「そうなんだ、偉いね。じゃ、一緒に待ってようね。」
私は、ポカリスエットを買い飲みはじめた。
従業員が、ゾロゾロ外に出て来る。
そろそろ、先輩来るかな。
「あっ、秀兄だ!」
さっきまで、一緒だった男の子が走って行ってしまった。
よく見ると、桐谷先輩だった。
男の子を抱き上げ、私に近付いてきた。
「ごめんな、待たせて。」
「全然、大丈夫ですけど…。」
「そういえば俺、君の名前知らないし自己紹介しよう。」
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