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「キャア―――!!!」
「今日も、カッコイイ!」
「すてき過ぎるぅ。」
「あ、あの…秀一先輩、これお弁当です。もらってください」
一人の女子生徒が、勇気を出しお弁当を渡す。
「ありがとう、受け取るよ。」
微笑む先輩。
プレゼントを、山のように貰っている。
頬を赤らめ、王子様なんてうっとりしている女子生徒もいる。
朝っぱらから、女子生徒の黄色い声。
もう―、うっさい!
私は、はあっ―…とため息。
重なってしまった、登校時間。
最悪、過ぎる。
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