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「話し合おうよ。まずはそこからじゃないかな?こんな無意味な戦いは馬鹿げてる」
「…いい加減にしろ、バカはお前だっ!エクスプロージョン!」
敵がこっちに向けて術を放った。
(言わんこっちゃない!)
応戦すべく自分も術を発動させようと両手を翳す。
すると鳴海が発動を遮るようにあたしの手を押さえ、前に立った。
「…残念だな」
悲しげに呟いた後――
「―…悠久の鎖」
敵へ放った水氷の術――敵は瞬く間に氷漬けにされ、沈黙した。
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