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爆炎の使い手の俺と、迅雷の使い手であるキョウ。
同期でヒーローとなった俺達は、その互いの力の派手さが似ている事もあってか、当初からよくつるんでいた。
今もこうして二人で敵領地へ来たりと、それは変わらない。
……でも、
「ま…待ってくれ!負けだ!俺達の負け!だから殺さな―…」
「グダグダうっせぇんだよ、初めから分かってただろ?―…ライトニングボルトッ!」
「キョウ!!」
断末魔の叫びの後、敵は沈黙した。
残っていた仲間も我先にと逃げていった。
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