アトリエ

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彼女を実家に連れていくわけにはいかないので 僕のアトリエに彼女を連れてきた 泊まることもあるので、生活するための物は一式あるし、トイレも、シャワーもある ーしばらくアトリエに泊まるー と、親にはメールした 壊れてしまいそうに儚い彼女を見ていると 目を離してはいけない と、思ったから 廃材で作った木の椅子に彼女を座らせた 向かいの椅子に僕も座り彼女に話し掛けた 「君の絵…見たよ…」
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