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「何よできないの?
アタシより美人なんでしょ?
ほらほらぁ、アタシいーっぱい化粧落としあるから落としてよ」
アタシは女達が断れない事を知っていて言う。
断れなくて当然だ。
これだけの野次馬の前で美人宣言したんだから、今更逃げるなんて選択肢はない。
「………やるわよ……やればいいんでしょ!!」
そう言うと、女達は一斉にに化粧を落としはじめた。
その間にアタシはそこら辺にいた男達を五人ほど呼んだ。
「悪いけど、アタシとこの女達とどっちが美人か正直に判断してくれない?」
「「「「「あ…はい…。」」」」」
いきなりの事で驚いているようだけど、快く承諾してくれた。
すると…
「お、終わったわよ…」
どうやら女達がすっぴんになったようだ。
「はいはーい」
アタシは女達の顔を見るために振り向いた。
アタシは唖然とした。
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