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「な!?お前何を…」
「大蛇の総長?舞鬼、今回はアタシがもらってもいい…?」
琉依の言葉を遮って問う。
大蛇の総長は少し驚いた顔をしたが、すぐに笑顔で「いいよ」と言ってくれた。
アタシは舞鬼に背を向けたまま……
「舞鬼。アタシはテメェ等に喧嘩を売ったんだ。
買わねぇなんてありえないだろ?
凶器だって使いたいだけ使いな。もちろんナイフだっていい。
さぁ…アタシ一人を殺ってみなさい?」
そう言うと、アタシの挑発に腹を立てた下っぱがかかってきた。
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