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あれから3ヶ月、私はカフェの仕事にもだいぶ慣れてきた。(後でわかったことだけど、ハル君とは学校も同じだった♪)だから、バイトだけじゃなく、学校でも会うようになっていた。まだ恋人未満友達以上だけど、(今、一番幸せな時間がいつかと聞かれたら迷わず答えるだろう、ハル君と一緒にいる時が1番幸せだと。)私が休み時間にそんな妄想をしていると、親友のナツミが話しかけてきた。
ナツミは高校に入ってから、出来た友達で入学式のあったその日から、席が近い事もあり、ナツミのほうから声をかけてくれた。とても明るい、友達思いのいい子だ。 「アキっ~次の授業山田の数学だよ~。超だるくない?」 「…」「てかアキ聞いてんの?!最近なんかうわのそらなこと多くない?大丈夫?」「だっ大丈夫だよ~_<)」「そっ!ならよかった☆」
昼休み、私は最近ハル君と屋上で一緒にお弁当を食べている。(回りには熱々のカップルのように思われているけどまだそんなんじゃない)今日は私がハルくんの為にお弁当を作っていく事になっている。「ハル君お待たせ♪」「Zzz…す~ぴ~☆」トントン「むにゃ♪」「ハル君起きて!」「…ふぁ~ねみぃ~♪」「お弁当作ってきたよo(^-^)o」「おぅサンキュ♪(・o・)」「はい♪ハル君の大好物な、ハンバーグ入れてきたよ☆」「ヨッシャ~☆いっただきま~す♪」「アムっうめぇ~o(^~^)o」「本当?!よかった~\(^0^)/」(愛情たっぷりの手作り弁当は大成功だったようだ☆(^^)∨)それから、しばらくたわいもない話をしていしているとハル君が突然真面目な顔をして、言い出した。「アキ…実は俺、お前の事好きなんだ♪一目惚れってやつ?!」「それで、なんだけど今度の試験終わったら一緒にデートしようぜ?!」心の準備が出来てなかったわけではないが、一瞬とまどいながらも「…うん☆」と私は答えた。「よっしゃ~♪決定ね?!」こうして私とハル君の夏が始まった。。。
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