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何気ない日曜の朝。
「……んんっ」
俺はベットで寝返りをうつ。
俺は押切遊馬(おしきりゆうま)。
両親は二人海外で仕事。
つまり今一人暮らし中だ。
そんな事を除けばごくごく普通の高校生。
「…んんっ、んっ?」
ふにっ
何か柔らかい物に触れた。
…抱き枕なんか持ってたっけ…?
再度触って確認。
ふにふにっ
「……、ん、んぁっ」
んんっ!?
なんだっ!?
柔らかいそれは可愛らしぃ声を発する。…まさか…な?
俺は恐る恐る目を開く。
「おはよう、お兄ちゃん」
俺は一人の少女を抱きしめていた。
少女と顔の距離10cm程。
「ぅおぁっ!?」
奇声を発しながら飛び起きる。
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