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超お人よし少年藤岡君
これは、モテぬ少年、藤岡君のお話である。
?「おい!藤岡!ジュース買ってこいよ!」
藤岡「良いぜ!」
スタスタ…
藤岡「…」
ピッ…
ガコンッ…
藤岡「…」
ガタッ…
ガコンッ…
スタスタ…
藤岡「はい♪ジュース♪」
?「おう!わりいな!」
ゴクゴク…
?「うわ!これじゃねえよ!飲みたいのは!違うの買ってこい!役立たず!」
バシッ!
藤岡「すみません!すぐに買ってきます!」
スタスタ!
藤岡「今のが、小学校の時の俺。」
?「よお!今日もいつもの頼むぜ!」
藤岡「え~!またかよ~!」
?「お前しか出来ないんだよ~!頼むよ~!」
藤岡「しゃ~ねえな~!ちゃんと見てろよ!」
ガタッ!
藤岡は席を立ち上がり、廊下へ行った。
スタスタ…
女子高生A「そうそう♪望君がね~♪」
女子高生B「望君がもう最高だよね~♪」
廊下で二人の女子高生が楽しく会話をしていた。
スタスタ…
そこに、藤岡がやってきた。
?「やるぞ~!」
藤岡「おりゃ!」
ピラッ!
ピラッ!
女子高生A・B「きゃ!」
藤岡「ほぉ~♪今日は、木村が苺パンツで朝比奈が水玉パンツか!」
木村「また!あんたね!この変態!プンスカッ!」
朝比奈「最低…プンスカッ!」
?「うひょ~!」
藤岡「有り難きお言葉でございます♪また、狙わせていただきます♪」
木村「う~!今日という今日は許さないんだから!この変態藤岡!プンスカッ!」
藤岡「許さないで良いぜ~!」
スタスタ!
藤岡は逃げ出した。
木村「待て~!藤岡~!」
スタスタ!
朝比奈「もう…藤岡君何て…大嫌い…プンスカッ…」
藤岡「遅いな~!苺パンツ!」
木村「うるさい!タイラント!」
藤岡「そして、これが今の俺…小学校の時と変わらず、かなりのお人よしでこんな事をやりまくったおかげで女子からはモテる事は無く…成績…スポーツもいまいち…そんな駄目な人間です。」
藤岡「ヘッヘーン!のろまな苺パンツ~!」」
木村「待て!タイラント!」
スタスタ!
ドンッ!
?「痛っ!?」
藤岡「痛!」
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