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落とし物
そして、忙しい学校生活の一日は終わり…。
下校。
藤岡「はあ~…終わった~…」
飯高「今日は、本当、疲れたな~!」
藤岡「だな~…」
飯高「疲れてストレスも溜まった事だから、ストレス発散に、カラオケでも行くか!?」
藤岡「ごめ!俺パス!今日は用事が…」
飯高「え~…何で~…」
藤岡「まあ、ちょっとな♪」
飯高「何だよ~!教えてくれたって!」
藤岡「あ!朝比奈さんの下着が!」
藤岡は指を指した。
飯高「え!?」
飯高は指を指す方向を見た。
飯高「何処だよ~!」
飯高は辺りを見渡した。
飯高「ないじゃん!いないじゃん!何処にいるんだよ!藤岡!」
チラッ…
飯高「あれ…だ…騙したな~!ふずぃうぉくぁ~!!プンスカッ!」
飯高は綺麗に藤岡の嘘に引っ掛かった。
一方、藤岡は…
スタスタ…
藤岡「流石…ロリコン…女子高生の嘘に騙されやすくて…良いな…ニヤマリ…」
藤岡は不気味な微笑みを浮かべながら、学校を出たのであった。
スタスタ…
ガサゴソ…
藤岡はポケットに手を突っ込んだ。
藤岡はポケットから、落とし物の生徒
藤岡「…津弟 零(つで れい)…か…」
スタスタ…
藤岡は学校名、住所を頼りに捜し始めた。
藤岡「名前しか聞いた事ねえからな~…確か~…この辺に…」
スタスタ…
女子高生「そうそう!あそこで!宏光がスリッパで凄かったよね!」
女子高生「うんうん!隕石を跳ね返してね!」
藤岡「あの制服…」
スタスタ…
藤岡は女子高生が湧き出る道を探った。
そして…
藤岡「ここか…」
藤岡は目的地の学校へたどり着いたのであった。
その学校からは、部活中の生徒の威勢の良い声が聞こえる。
藤岡「もう、帰ってしまったのかな?」
藤岡は昨日の女子高生…津弟を探した。
藤岡「ん~…」
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