落とし物

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?「うんうん!霧恵がもう凄かったよね!」 女子高生「脇役って言う台詞が良かったよね!」 ?「うん!黒澤が可哀相だったけど良かったよね!」 女子高生「可哀相じゃないよ~!(笑)」 藤岡「あ?あいつだ!」 スタスタ… 藤岡は?に近寄った。 藤岡「あの~…津弟さんですか?」 津弟「ん?そうだけど…って…あ~!あんたは!」 女子高生「零?知り合い?」 藤岡「よ!昨日ぶり!」 津弟「知り合いだなんて!冗談は止してよ!こいつは昨日、私の●●タッチした最低な痴漢男よ!」 藤岡「ち!痴漢!?そんな!誤解だ!」 女子高生「うわ~…嫌だ…まさか…また痴漢しに…」 藤岡「違う!痴漢ではなく事故だったんだ!」 津弟「明らかにあれは、痴漢よ!痴漢!」 藤岡「だから俺は痴漢何てしてない!前にトラックが走ったから、注意しただけじゃないか!」 津弟「それでも、男が女の子の体を触ったら痴漢なのよ!」 女子高生「それは、違うような…」 藤岡「ん?それ、痴漢って言わないぞ?」 津弟「どう考えても、男が女の子の体に触れたら痴漢じゃない!」 女子高生「零それは…」 藤岡「津弟それは…」 女子高生「痴漢っていうか…」 藤岡「痴漢ではなく…」 女子高生「セクハラだよ!」 藤岡「セクハラって言うんだ!」 津弟「そ…それくらい、分かってるわよ!わざとよ!わざと間違えたの!誤解しないでよね!」 藤岡「わざとじゃないな…」 女子高生「間違えちゃったね~…」 二人は津弟を、微笑みながら見つめた。 津弟「な…何よ!?二人して!?」 女子高生「だって…」 藤岡「高校二年生が」 二人「ね~…」 津弟「わざと何だってば!それぐらい分かりなさいよ!あんた達!」 女子高生「強がっちゃって♪」 藤岡「まるで、小学生だな♪」 二人「ハハハ!」 津弟「う~…むかつく~!」 藤岡「って、笑ってる場合じゃねえや!ハハハ!」 ガサゴソ… 藤岡「ほらよ。落とし物だ。」 津弟「何よ~?プンスカッ!」 藤岡は、津弟の生徒手帳を、差し出した。
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