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超潔癖症少年 村上
藤岡「フフフ…」
スタスタ…
ガラガラ…
藤岡は不気味な笑みを浮かべながら席に着いた。
女子高生C「やだ…藤岡、私を見てニヤニヤしてる…」
女子高生D「まじで!…あっち行こ…」
女子高生C「うん…」
スタスタ…
藤岡「お前、何か興味見てねえよ…ブス…」
?「それは、失礼ではないかな?藤岡君?」
藤岡「ん?村上いたの?」
村上「さっきから、居たさ。」
藤岡「んで、何かよう?」
村上「君の汚れた発言を綺麗にしようと来ただけだ。」
藤岡「俺の発言に?しかも意味不明…」
村上「その発言、意味不明ではなく、この場合は、分かりませんだ。言葉遣いに気をつけろ。」
藤岡「お前、面倒臭いな。」
村上「その発言もだ、お前ではなく、あなただ。言葉遣いに気をつけろ。」
藤岡「はいはい。」
村上「はい、は一回だ!言葉遣いに気をつけろ!」
藤岡「はい…」
村上「よし。」
藤岡「こいつは、村上。物凄い綺麗好きで、いつもマスク、手袋、洗剤、アルコールスプレー、帽子等を持っており、汚い者(物)を見るとすぐに綺麗にしなければ、気が済まない奴だ。まあ、世間で言う潔癖症だ。ちなみに、村上は物だけでなく、発言までも綺麗にしなければ、気が済まない奴だ。とにかく面倒臭い。」
村上「じゃあな、発言に気をつけろよ。」
藤岡「あ~…」
スタスタ…
村上は去って行った。
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