恋はしたくない

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恋愛小説は好き 夢を与えてくれるから でも その度に思う 「こんな恋、私は絶対にできない」と 胸がきつく締め付けられるように 自分への嫌悪が心を埋める 「こんなチビでデブでブスなヤツには恋愛など無縁」 私を好きになってくれる人などいない 「そんな事ないよ」 励ます友達の言葉が 私を尚更惨めにさせる そんな事思ってないくせに あの子達の優しさが 逆に苦しい もう 恋なんてしない したくない できない 好きの気持ちがわからない でも一つだけわかる 心の奥底のどこかで 私は恋をしたがっている でも それを拒む私もいる 結局 私にとって恋は 苦しいモノでしか ないのかもしれない
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