第 III 章

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戦闘は終結した。 一見、詠唱なく放たれた魔法に、黒鎧は何が起こったかわからないまま吹き飛ばされた事だろう。 それは周りに居た者達も同様。 勝った事実が信じられない。 何故ならどうやって勝ったのか判らないから。 そんな中、エステルだけがアーサーの長剣の鞘を胸に携え、安堵の笑みを浮かべていた。
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