それは…笑えないよ

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そのプロジェクトで選ばれた人間は、早速ロケットに乗り込んだ。 頼んだぞ…! 望みを託したロケットは、あっという間に加速する! 地球から出た時、もうすでに脅威は近づいていた…。 見えてきた!見えてきたよ! やってやる!僕はやるよ! その時、体に違和感が… えっ、なに…? 視界に小さな何かが入る。 あれは…なに…? 次の瞬間、僕は粉々になった… ふい~危なかったぜ。 地球は勝ち誇ったように言った。 人間は俺の体を蝕んでいく、最悪の寄生虫だが… こんな時のために住ませといてよかったぜ。 昔ぶつかった奴の仇なんて…あ~怖ろし。 ま、人間は好かんが、お前より長生きさせてもらうわ。 地球では、見事、隕石を破壊した英雄が盛大な出迎えを受けていた。
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