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「いらっしゃいませ、とかお待ちどう様です、とか言ってるんです!」
総司が眼を輝かせ、ばんっと畳に手をついた。
「どっ、どうした?」
「きっと、食べ物に関するお仕事ですよ!此処ら辺なのかなぁ~」
夕餉はもう食べたのに、まだ食べれそうな顔をしている。
「気になるのか?」
総司の踏み入れた事のない世界なはずなのに、いつのまにかに総司は大人に成長していた。
「あの人の顔は見た事無いので、そのお店には入った事ないってゆうことです!今度、非番のときに探して見ることにします!」
少し違う気もするが、土方はその人と総司が上手く行けばいいと願っていた。
「じゃ、おやすみなさーい!」
「あぁ」
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