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「李麻ちゃーん♪赤音君と何話してたの?」
という美咲の言葉に女子が集まってくる
真君をチラリと見ると真君は私をチラリと睨んだ。
どうゆう意味よ!?
「対した事じゃない…!」
真君へのイライラをみんなにあててしまった。
みんなはビクッとして「ゴメン…」と言いながら去った。
私はみんなが見てない隙に真君のほっぺを抓った。
「いって!!!」
私は何事も無かった様に座った。
「李麻…後で仕返しするからな」
みんなに聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言ってきた。
名前で呼んでる…
もう10年経つか経たないか位だから、名前じゃなくて苗字で言うかと思った。
それに"ちゃん"付いてない!!
なんか…嬉しいなぁ♪
仕返しされる事を忘れて、名前で呼んでくれているのに喜んでいた。
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