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温かい…
こんなに温かいんだ…
「お前…男の家に来るって事は襲えって事か??」
真君は悪戯っぽく鼻で笑いながら耳元で言われた。
「っ…違っ…くすぐったい!」
真君の顔が近くて横がむけない。
「クスッ」
真君は私を見て完全に面白がっていた。
だって"ふぅ~"って私の耳に息を吹き掛けたから。
「きゃっ…!」
私の反応を見て笑っている。
しばらくすると真君は私を抱き寄せたまま寝てしまった。
すると真君が私の背中にまあしている手がズルズルと落ちていき、倒れそうになっているのを私はたすけたんだけど…。
寝ている真君は力が抜けていて重く耐えることが出来なくて、後ろに倒れてしまい動けない…。
「ど、どうしよう…」
最悪な状態……。
真君が私を押し倒した様な体勢…
助けてぇ…
真君の寝息が耳に吹き掛かりくすぐったい…
寝れないよ……。
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