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ムカつくあまりに頭を思い切り殴った。
その瞬間ザワザワと周りが騒ぎだす。
その理由は私。
自分でいうのはなんだけど私は真君が来る前までは、おっとりとしていてとても静かだった。
そんな私がMAXにキレて、MAXで殴るのを見るのはみんな初めて。
でも私はそんな事はどうでも良かった。
「お前………」
真君も沸々と怒りが込み上げてきたようだ。
真君は力強く私の腕を思い切り掴み引っ張っり歩きだした。
「ちょっ…」
「黙れ…」
いつになく怒ってる…
やっぱMAXに殴ったから痛かったか…
やっぱキレるよね…
どうしよう…
私もきっと殴られるんだぁ!!
「真くっ…」
「聞いてるか?黙れ!黙らないなら口を塞いでやってもいいぞ?」
なんて性悪なんだ…
塞いでもらいたくありません!
コイツの塞ぎかたぐらいわかる…。
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