#それは憧れです!!#

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「んで…早瀬先輩が好きなの?」 美咲にさっきの事をはなした。 どうやらあの先輩は早瀬という苗字らしい…。 「違う違う!!好きな訳ないじゃん!!初めて会う人に恋をするなんて聞いた事ないわよ~」 と言うと美咲は"は?"というような顔をした。 「あんた何言ってるの?隣のクラスの美千代ちゃんは初めて会った人に恋してるじゃない!!」 っと言われた。 「美千代ちゃんのは一目惚れでしょ!!」 私はしかめた顔で言った。でも、美咲はそれを聞いて呆れたように私に言ったんだ。 「一目惚れってのはね、初めて会った人に恋をする事をいうの…あんた、馬鹿にも程があるよ………」 あ… 私は大馬鹿だ……。 私はその瞬間から、沈んでしまった。 喜怒哀楽の激しい奴よね……。 今私は転んで立てない状況なのね……。 そう想像すると馬鹿らしい……。 「でもホントにあの先輩好きじゃないよ」 暗く低い声で言った。 私はホントに好きじゃない… だって私は真君が… 真君の言った言葉を信じてるんだから…
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