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「お‥おばちゃん。ま‥取り合えず落ち着こうや‥」
と、おばちゃんに促す‥
「栄治君‥慎也が‥慎也が‥事故を起こしたんよ」
寝起きに冷水を被った様に、身体の頭から爪先まで‥一気に冷たいモノが電気のように、体中を刺激して、覚め切らない頭が一気に目を覚ました‥
「え?えっ‥?慎也がどうしたって?事故?どんな事故?どんな具合なん?」
一度に、おばちゃんを問いただす‥と、逆に、おばちゃんに落ち着こうと促された。
「おばちゃんも、今、来たばかりで、ハッキリと状況は聞けてないんよ‥ただ、たちまち、警察の人から聞いたのは、車線を越えてきたダンプと正面衝突したらしくて‥意識不明なんよ」
話終えたおばちゃんは、溜めていた息を一気に吐き出す様に話してくれた‥
「おばちゃん、俺‥今から病院いくわ!何処の病院?教えて」
おばちゃんから、病院を聞き、今から用意が出来次第向かう旨を伝え電話を切った‥
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