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今日は右後ろにある寝癖も直さずに、一気に服を着替え、出る準備を整え、病院へ向かった‥
病院に着くと、日曜日で人影も少なく、喫煙所で数人が煙草を吸ってる程度
病院の深夜入口を一気に目指し、病院に入ると、俯いたおばちゃんを見つけた
「おばちゃん!」
俺の声に気付き、こちらを振り向いた。
「栄治君‥お休みなのに、こんな朝早くからごめんね‥おばちゃん、どないしたらいいか分からんくて‥」
散々、泣いたのであろう‥目は真っ赤に充血し、今にも崩れ落ちそうな様子で、いつもの、世話好きの冗談ばかり言ってるおばちゃんとは雲泥の姿だった‥
「慎也は?」
「いま‥集中治療室‥」と言いながら、集中治療室の方を指差し示してくれた
集中治療室へ向かう、近代化なのか‥集中治療室は、ガラス張りになっており、医療事故などの不安をとりのぞくのと、どんな具合なのか‥親族関係者の配慮も考えた作りになっているらしい‥
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