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おばちゃんには、ただ‥「大丈夫だって!」と、何の脈絡も無い言葉を掛けるのが精一杯で‥
おばちゃんも、それを見越して
「そう‥そうやね。栄治君が一番、慎也の事は知ってるからね。」
無理に笑顔を作って見せた‥
「あ‥そうそう。おばちゃん、こんなんで、何もせんまま出てきてもうたから、栄治君‥ごめんやけど、慎也の事、少し頼める?」
俺は、快く承諾した
「なんかあったら、おばちゃんに連絡するわ。連絡先は慎也の携帯でええやんなぁ?」
「ごめんな。そうしてくれる‥」
そう言い終えると、おばちゃんは、少し早足で集中治療室を後にした‥
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