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楓太が尋ねると、質問とは微妙にズレた答えが返ってきた。代わりに母であり、ここ真弓旅館の女将である梢(こずえ)が口を開く。 「朝ご飯食べてないって言うし、外にいたら羽生さんが不審者と間違えられるでしょう?」 「いや、母さん。そいつ、立派なストーカーだから」 即座に言うと、稔は器用にお茶を喉に詰まらせた。 そして苦しそうに咳込む青年を余所に、楓太は手を合わせて朝食に手を伸ばした。
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