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「ご飯食べたら、最初に行った夜景のとこ行くか」 私の身体から離れ、ハンドルに寄りかかり、ニカッと笑った。 「クス… 記念日でもないのにどうしたの?」 「いーだろ。そんな気分なんだ。」 二人で小さく微笑んだ。 幸せ…なんだろうな。 私は恭介さんがやっぱり好きなんだ…。 彼から離れるなんて、今の私には無理だろうな。
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