来客

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セバスチャンは 御茶と茶菓子を持って 「失礼致します。」 と頭を下げる。 カラカラと 氷が音を立てる。 「まぁ…!素敵な茶菓子ですわ!!」 「有難う御座います。嬉しい限りです。」 ニコリと満面の笑顔を 芽莉亜へ向ける。 「いぇ…////」 芽莉亜はうっすら頬を 染める。 「クス…さぁどうぞごゆっくり、」 カチャカチャと 皿とグラスを置く。 「では、私はこれで失礼致しますね。坊ちゃん、何かあったらお呼び下さい。」 頭を下げ ニコッと笑顔を残して リビングを出て行った。
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