仕事

2/6
前へ
/29ページ
次へ
いつもの朝を迎える。 『くぁ…ッ』 「おはようございます。」 『ん…!?』 裸のシエル。 「どうされましたか?」 知らないような素振りで聞く。 『い、いや…』 「坊ちゃん、その姿とてもそそられますよ。」 カァッと顔を赤くする、シエル。 『さ、さっさと服を着せろっ!!////』 「クス…畏まりました、坊ちゃん、お顔が赤いですよ?クスクス」 服を着せながら 上目でシエルの顔を見るセバスチャン。 『僕には仕事があるんだ!!時間を食うようなことするな!!////』 「おやおや、照れ隠しですか?…坊ちゃん終わりましたよ。」 ニコッと微笑んで立ち上がる。 『照れてない!!』 ふてくされたように 紅茶と朝食を頬張り 何も言わずに 書斎へ向かって行ってしまった。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

450人が本棚に入れています
本棚に追加