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いつもの朝を迎える。
『くぁ…ッ』
「おはようございます。」
『ん…!?』
裸のシエル。
「どうされましたか?」
知らないような素振りで聞く。
『い、いや…』
「坊ちゃん、その姿とてもそそられますよ。」
カァッと顔を赤くする、シエル。
『さ、さっさと服を着せろっ!!////』
「クス…畏まりました、坊ちゃん、お顔が赤いですよ?クスクス」
服を着せながら
上目でシエルの顔を見るセバスチャン。
『僕には仕事があるんだ!!時間を食うようなことするな!!////』
「おやおや、照れ隠しですか?…坊ちゃん終わりましたよ。」
ニコッと微笑んで立ち上がる。
『照れてない!!』
ふてくされたように
紅茶と朝食を頬張り
何も言わずに
書斎へ向かって行ってしまった。
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