001.編入! ~七海谷学園~

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      拝啓、雷龍 哲様。 あなたの息子を一発殴らせてください。 え?総長にそんなことをしてはいけないと?いやいやいや、こいつが悪いんですよ。 え?こいつって仮にも父親やろって?いやいやいや、金輪際父親とは呼ばないので。いいですよね? うん、はいありがとうございます。さて、許可もおりたことだし…。 澪「…男子校に編入しろ?!冗談じゃないわよ!」 お爺ちゃん、今からお父さんそちらに向かわせます。 鎮「…澪ちゃん。その手に持ってる包丁おろせ…おろそうね?ね?ね?パパのこと好きやろ?」 澪「そんな可愛く言っても無駄だからね。だいたい嫌い以下だし。目的果たすまでおろしません」 鎮「お前いつからそない悪い子なってもうたん?昔はパパ、パパ言うとったのに。チュウもしたことa「お父さん?私本気だからね?…せーの!!」 鎮「ぎゃああああぁぁぁ!!!」 ある土曜日の朝。 私の耳に飛び込んできた最初の一言目は、 鎮「お前次から七海谷学園(ナナミダニガクエン)に編入することなったからな。聞いて驚くなよ。男子校やねん、そこ!」 私の目は点。お父さんの目はキラキラ輝いてるし。男子校?ふーん、へぇ。 澪「ふざけんなあああぁぁ!!」
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