112人が本棚に入れています
本棚に追加
拝啓、雷龍 哲様。
あなたの息子を一発殴らせてください。
え?総長にそんなことをしてはいけないと?いやいやいや、こいつが悪いんですよ。
え?こいつって仮にも父親やろって?いやいやいや、金輪際父親とは呼ばないので。いいですよね?
うん、はいありがとうございます。さて、許可もおりたことだし…。
澪「…男子校に編入しろ?!冗談じゃないわよ!」
お爺ちゃん、今からお父さんそちらに向かわせます。
鎮「…澪ちゃん。その手に持ってる包丁おろせ…おろそうね?ね?ね?パパのこと好きやろ?」
澪「そんな可愛く言っても無駄だからね。だいたい嫌い以下だし。目的果たすまでおろしません」
鎮「お前いつからそない悪い子なってもうたん?昔はパパ、パパ言うとったのに。チュウもしたことa「お父さん?私本気だからね?…せーの!!」
鎮「ぎゃああああぁぁぁ!!!」
ある土曜日の朝。
私の耳に飛び込んできた最初の一言目は、
鎮「お前次から七海谷学園(ナナミダニガクエン)に編入することなったからな。聞いて驚くなよ。男子校やねん、そこ!」
私の目は点。お父さんの目はキラキラ輝いてるし。男子校?ふーん、へぇ。
澪「ふざけんなあああぁぁ!!」
最初のコメントを投稿しよう!