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高校に行き、部活をし、待っていてくれた友達と帰る
これがいつもの日常
だった
俺、タクヤは弓道部を終え、校門に歩いて行き、待っていてくれてる友達のトモヤに会いに行く。
「トモヤ、お待たせ」
「お疲れタクヤって、何だそのぶかぶかの青ジャージは?」
「間違っていとこのお下がりを持って来ちゃったんだよ」
「アハハ、お前ちっちゃいもんな」
とこんな感じに喋りながら帰る。
トモヤの言う通り俺は高校2年だというのに135㎝くらいとちっさく、声も高めで小学生に間違えられる事が多い。
右の髪が撥ねていて小さいことから『発芽米』なんて言われてたこともあった。
トモヤは170㎝と背が高く髪はちょっと長めで運動神経がよく、女子にモテる。
家が隣で小さい頃からの友達。
俺が困っているときいつも手助けしてくれるいいやつだ。
今日もいつものコンビニに寄りアイスを買って、食べながら歩く。
しばらく歩いていると道の真ん中にフードを深く被った黒い服装の『何か』が立っていた。
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