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やっと試験開始。
ゴーレムは両手で襲い掛かり、トモヤは後ろに下がり回避し、サムはハンマーで向かい撃つ。
あの体のどこにハンマーを振り回す力があるんだ。
「か、硬い!?ガハッ!」
攻撃を止められたが相手の手にひび割れ1つ付かず、トモヤにかわされた手をスライドさせ、サムは攻撃をくらい飛ばされる。
え?普通に強くね?
それに、クレイって粘土とかの事じゃなかったっけ?
俺のときに3人は本気で勘弁だ。
「ピサロさん…これ難しいですよ」
「なんつうか、スマン。
そして頑張れ」
頑張れって他人事みたいに…
「サム!大丈夫か!」
「なんとか」
「よかった。なぁ、あいつの核の部分と弱点わからないか?」
「弱点は水属性で場所は頭です。
でも水属性が使えても表面を破壊するのは難しいですよ」
「ハハ、場所と弱点がわかれば十分だ」
どうやらトモヤは3分逃げ切るという考えは無いみたいだな。
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