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とりあえず話しかけなくては。
俺は声の主達である綺麗な黄緑色の長めの髪を持つ男子と、空のような青い髪を持ち、右目に眼帯を付け胸が大きめの女子に近付く。
基準はわからないけど多分、一般的に美男子、美女と言われる部類だろう。
「すみません」
「ん?何だね君は。
僕とア「キャー可愛いい!」」
「むぎゅ!?」
女子がこっち来たかと思うと視界が真っ暗になる。
てか
息出来ない
え、やだよ?原因不明の窒息死で死ぬのはいーやーだー!
「おい女、俺の主が死にそうだから離してくれ。」
「え?あ!ごめんなさい」
「ゴホゴホッ!何だいきなり」
「き、貴様もしかして使い魔か!?」
「そうだ」
「するとこいつは16歳以上だというのか!?」
「正真証明の16歳だ」
「馬鹿な!こんなチビが!?」
なんかむかつく事言われてるような気がするけど、今は空気!酸素を優先だ!
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