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気がつくと真っ白な空間の中で横たわっていた。
そのままの状態で周りをみわたすとトモヤが隣で寝ていた。
物凄く気持ち良さそうに寝てる。
何かいらついたからおもいっきりほっぺを抓ってやった。
「いってーー!!!」
「ゥガッ!!」
トモヤが暴れ起きたときに振り回した腕が俺の顎に直撃。
いってー!
ん?痛いってことは夢じゃない?
「やっと起きたか~。
特別な殺し方したから魂だけじゃなく神経なんかも無事に肉体から離れたみたいだね」
声がしたほうを振り向くと意識を失う前に見た骸骨が立っていた。
え!?今殺したって…
見た目からしてコイツ死神か?何で最初に気付かなかったんだろ。
でも何でだろう。やっぱり怖くない。
「じゃあついてきて~」
死神(仮)がそういうと黒い扉が出現しゆっくりと開き、俺達の体が浮き扉に吸い込まれていく。
ナニコレ、拒否権無いの?
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