死神・悪魔が敵、精霊が味方とは限らない

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「ねぇサイズ、こんなチビで本当に連れてくるのあってるの?」 チビてる坊主にチビって言われた。腹立つな。 「何言ってるんですか、リフェア。 死神王の専属守備兵の1人の僕が人の魂を見間違えることないじゃないですか~」 えっと、今の会話からチビてる坊主がリフェアで、 骸骨がサイズか。 「リフェア、体格がどうであろうと関係ない。 今回大事なのは魂だ。 身長は気にすることじゃ無い。 そうだろ?ガーマ」 「ピサロの言う通りじゃ」 イケメン魔王がピサロでオッサンがガーマか。 あと、なんか馬鹿にされた気がするのは気のせいかな。 「じゃあ君達本当にいいの? もう家族や友達に会えないのよ。 今ならまだ生き返られるわよ」 チビてる坊主のリフェアが俺達の前まで飛んで来て質問してくる。 はて、何の話をしてんのか全くわかりませんな。 「リフェアさん、どういうことですか?」 トモヤの質問返しにリフェアは「へ?」となり、サイズを睨む。
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