死神・悪魔が敵、精霊が味方とは限らない

6/11

21人が本棚に入れています
本棚に追加
/53ページ
「まず私は精霊界第8地区の女王様の側近のリフェア。 んでこっちが、魔界第3地区の魔王のピサロ。 次が天界第3地区守備隊長ガーマ。 最後はキモダサダメ死神」 「ちょっ!僕の紹介酷くない!?」 「用件はあなた達2人に別の人間界に移り住んでほしいの。 理由はその世界の『魔玉(マギョク)』の暴走を押さえるため。 あなた達は魔力が存在しない世界で産まれたのに魔力を扱える魂質『タマシツ』。 しかもだいたいの世界で通用する。 魂もその世界に受け入れてくれるものだからこんないい条件を持つもの、しかも2人同時に見つけられるなんて滅多に無いの。 ただあなた達が望まないなら無理にとは言わない。 また探しなおす」 「あの魔玉って何ですか」 「魔玉は魔力と魔法を使うのに火種のような役割をする魔素を常に創り続け、それを外に放出しているもの。 ただここ数十年で創られるスピードが上がって、このままだと暴走してしまう。 そしたらいくつもの世界に大災害を起こし滅ぼしてしまう。 その中にあなた達の世界が巻き込まれる危険性が非常に高いの」 えっと、頭が本当にパンクしそうなくらい痛い。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加