神様、どうか。

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「秋‥ 俺はお前が好きだ‥ だから‥」 抱き締めた一之瀬くんの瞳からは、 大粒の涙が零れていた。 みるみるうちに、私の服が濡れていく。 そんな一之瀬くんを見ていると、 私まで涙が零れて来た。 「私も、好きだよ‥」 ぎゅっ、 私も一之瀬くんを抱き締めた。 神様、どうか。 一之瀬くんを‥ 私たちを‥ 幸せにしてください。 _
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