5人が本棚に入れています
本棚に追加
そういえば説明してなかったが、今は夜で周りは暗く森の中だがセティとメリが淡く光っているため、周りはほのかに明るく照らされ僕達の周りには幻想的な景色が広がっている。
もう真夜中だからなのか魔物の気配は全くなく、僕の地面を蹴る音しか聞こえないくらい静かだ。
「一番近い宝石の所にまでどれくらいかかるの?」
方向しか知らなかったからメリに聞いてみた。
「歩いて一週間くらいじゃな」
「ええっ、そんなにかかるの?」
一日歩けば着くと思っていた僕はかなり驚いた。
「そうじゃ、その間は私達がお主に修行をつけてやる、まだまだお主は未熟じゃからな」
「はぁ~」
森をでたらまずは村を探して食料を確保しないとな……
「なんじゃ、修行がいやか?」
「そんなんじゃないよ」
「そうか……」
最初のコメントを投稿しよう!