~修行~

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ふと右肩を見てみると、セティは寝ていた………… 「どうりで静かなわけだ」 そのあと僕は無言で幻想的な森を走り続けた。 「お、やっと出た」 森を出ると僕らの目の前には大きな湖が広がっていた。 あまりの大きさに湖の向こうが見えないくらいである。 そのころには辺りは少し明るくなっていた。 この世界のほとんどは森なので、湖の周りはほとんどが木々に囲われている。 「どっち周りに行けば近いかわかる?」 「左じゃな」 そう聞いて僕は左向きに湖の周りを歩いて行った。
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