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朝食後、僕は湖を背にメリ達と向かいあって立っていた。
「じゃあ修行を始めるか、お主は魔法はどれくらい使えるんじゃ?」
「低級・下級は全属性で中級は光と闇を5つそれ以外を3つ、上級は光と闇を一つづつ使える」
上級は使うと魔力をかなり使うのであまり使わないが……
「じゃあまずお主が使える光の上級魔法を湖に向かって放ってくれ」
「いきなりっ!」
まさかいきなり上級とは思わなかった。
「とにかく放て」
分かったと言い僕は湖に向き直り右を前に出しその後ろに左手を添え唱える。
「光よ、我の元に集まり閃光となりて邪を払え『フラッシュレイ』」
僕がそう唱えると手の平から光の閃光が飛びだした。
閃光は辺りを照らしながら水を裂き進んで行った。
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