~修行~

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魔力を両手に集め、しっかりため詠唱をして…… 放つ! 『フラッシュレイ』 すると両手から先ほど僕が放った時の倍の太さの閃光が放たれた。 セティの閃光程はないが人一人包み込む大きさはある。 そして霧の中に消え轟音が鳴った、その影響で発生した波が此方まで来た。 だがセティの時の様に水がかかりそうになることはなかった。 「お~やるじゃないか、その調子で片手打ち出来るまで練習だ」  まじですか、もうほとんど打てないよ…… その後一時間ほど練習と休憩を繰り返し、遂に片手打ち出来る様になった。 「はぁ……はぁ、はぁ」  もう疲れで動けない。 今は魔法の連続使用による疲労で地面に倒れている。 ほとんど体を動かすことが出来ない。 メリはずっと見ていてくれたが、セティは蝶々を追いかけたりして遊んでいた。
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