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場面変わり、ハレダスの家で本を読んでいるナミ…。
ハレダス「この"ウェザリア"は風の趣くまま世界中の空を漂い…時に青海に下りては物質と共に情報を頂き旅を続けている」
ナミ「情報?」
ハレダス「まあ記録じゃな世界中の天候の記録…偉大なる航路を中心に、まだまだ耳を疑う様な未知の天候や現象が溢れておる…世界は広いのじゃ!」
ナミ「"雷が降る"ですって!?ウソでしょ!? 」
本には594話でウルージが向かった島の事が書いてあるらしい…。
ハレダス「それは新世界にある島じゃ…あの海を航海するなら、今まで以上に常識に囚われてはいかんぞ」
ナミ「教えて!ハレダスさん!新世界の天候!分かるだけ全部!!」
ハレダス「……必死じゃのー…」
ナミ「そりゃそうでしょ!!仲間全員分の命がかかってるのよ!私は航海士!!海上にいる間は責任重大よ!!船長の望む場所へくらいどこへでもちゃんと連れてってあげられなくちゃ!ルフィは海賊王になるって言うんだから私だって並大抵の航海士じゃいられないのよ!!」
ハレダス「幸せな船長じゃのォ…船員にそう思って貰えるとは!!」
ナミ「仕方ないのよ…」
ハレダス「仕方ないのか…」
ナミ「そ!だってあいつ大っきな事ばっか言うくせに海のこと何も知らないんだから!危機感が足りないのよね!」
ココヤシ村でルフィに泣きながら助けを求めた時の事を思い出すナミ…。
ナミ「……やることはいつもメチャクチャだし……放っておいたら死んじゃうんだから!バカだし世話がやけるのよ!」
ハレダス「ほっほっほ…そりゃ大変な船長じゃ」
ナミ「だから助けてあげるの!ねー天候ボールのこと教えてよ!」
ハレダス「簡単に言うな!コレは我がウェザリアの大発明なのじゃ!悪用すれば極論、世界を混乱させる程のな!」
ナミ「もしかして…武器になる?」
ハレダス「コラコラ!危ないことを言うな!ダメじゃ!」
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