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━━偉大なる航路 剣山島 "テーナ・ゲーナ王国"━━
ブルックが檻の中で座っている…。
手長1「よってらっしゃい見てらっしゃい!!この姿!まるでガイコツそのもの!そして1つしかない腕の関節!これ以上の珍生物がこの世に存在するのでしょうか!」
手長2「おい!インチキすんじゃねぇよ!全く動かねぇじゃねぇか!!ただの人形だろそんなモン!!」
ブルック(ルフィさんが決断をした…ならば私も何かしなければ…)
手長1「おいガイコツ!ふざけんな!動け!これじゃ見世物にならないだろ!」
ブルック「じっとしてなんか…いられない…何かお役に立つ方法は…」
手長1「動いてくれれば十分だ!動いてみせろ!!」
ブルック(この私の姿を見ても何ら恐れる事なく…あなたは私を仲間に誘ってくれましたね……50年…暗い海を漂うだけの私にとってどれ程の喜びだったか…)
ルフィに仲間に誘われた時の事を思い出すブルック…。
ブルック(どれほどあなたが輝いて見えたか…奇跡を待つ事しかできなかった50年の時間が報われたのですから)
ブルック「フフ…40度!あ!難しい!!」
手長2「動いた!ホントに喋って動いてるぞ!気持ち悪い!何この生物!」
ブルック「45度から角度を落とすと…やはり滑りますね…しかしこれを克服できたとき!!私ももっとルフィさんのお役に立てるのでは……!いえ…やっぱり別の方法で」
手長「ギターを持ったぞ!!何をする気だ!!」
ブルック「見世物結構…何とでも言いなさい…私の辞書に、もう"孤独"という文字はない!!それより皆さん見てるだけなんて退屈でしょう?」「聴いてください!私のNEWシングル!!"骨 to be wild!!」
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